ふるさと納税とは? おすすめサイト・自治体ご紹介

会社で「億り人」という同好会を始めました。内容は、本当に「億り人」を目指すというよりは人生を少しでも豊かにするための情報を共有しようということになります。今回はふるさと納税とは何かということとおすすめの返礼品に関してご紹介します。
2022年4月2日初稿

ふるさと納税とは ~総務省HP~

そもそもなぜ作られた制度なの?

多くの人が地方のふるさとで生まれ、その自治体から医療や教育等様々な住民サービスを受けて育ち、やがて進学や就職を機に生活の場を都会に移し、そこで納税を行っています。
その結果、都会の自治体は税収を得ますが、自分が生まれ育った故郷の自治体には税収が入りません。

総務省HP

そこで、「今は都会に住んでいても、自分を育んでくれた「ふるさと」に、自分の意思で、いくらかでも納税できる制度があっても良いのではないか」(出典:「ふるさと納税研究会」報告書)、そんな問題提起から始まり、数多くの議論や検討を経て生まれたのがふるさと納税制度です。

ふるさと納税って何?

「納税」という言葉がついているふるさと納税。実際には、都道府県、市区町村への「寄附」です。
一般的に自治体に寄附をした場合には、確定申告を行うことで、その寄附金額の一部が所得税及び住民税から控除されます。ですが、ふるさと納税では原則として自己負担額の2,000円を除いた全額が控除の対象となります。

全額控除される寄附金額には、収入や家族構成等に応じて一定の上限がありますので、ご確認ください。

ふるさと納税する自治体はどう選ぶ?

ふるさと納税制度は、「生まれ育ったふるさとに貢献できる制度」、「自分の意思で応援したい自治体を選ぶことができる制度」として創設されました。
自分の生まれ故郷に限らず、どの自治体にでもふるさと納税を行うことができますので、それぞれの自治体がホームページ等で公開している、ふるさと納税に対する考え方や、集まった寄附金の使い道等を見た上で、応援したい自治体を選んでください。
特に寄附金の使い道については、ふるさと納税を行った本人が使途を選択できるようになっている自治体もあります。

ふるさと納税の手続きはどうすればいいの?

実際にふるさと納税を行う際の手続については自治体によって異なりますので、ふるさと納税先として選んだ自治体のホームページ等でご確認いただくか、直接各自治体にお問い合わせください。ふるさと納税先の自治体選びから、ふるさと納税、そして控除を受けるまでの流れについては、次のページで紹介しています。

確定申告が必要なの?

ふるさと納税を行い、所得税・住民税から控除を受けるためには、原則として確定申告を行う必要があります。

なお、本来確定申告を行う必要がなかった給与所得者等については、ふるさと納税を行う際にあらかじめ申請することで確定申告が不要になる「ふるさと納税ワンストップ特例制度」が、平成27年の4月から始まりました。ただし、適用を受けられるのは、ふるさと納税を行う自治体の数が5団体以内である場合に限られます。

もっと詳しく知りたい

このページでは、ふるさと納税について簡単に説明しました。
より詳しい情報や、関連する情報については各項目に記載しているリンク先をご確認ください。
また、ふるさと納税について、よく聞かれる質問とその回答を、次のページにまとめていますので併せてご確認ください。

当ふるさと納税ポータルサイト内の各所で紹介している資料や関連ページ、その他ふるさと納税関連の情報は次のページに、まとめています。

ふるさと納税を簡単に言うと?

  1. お礼品がもらえる。寄付した地域の特産品などが届く。
    ※災害対応の寄付などお礼品がないものもあり
  2. 寄付はいくらでもできるが年収により控除される限度額が設定されている
    =限度額上限が一番お得な金額
  3. 2,000円のみ自己負担額として必要だが寄付金額(Max限度額上限)-2,000円が全額控除
  4. 年間の寄付自治体が5団体以下であれば、ワンストップ納税制度を利用し確定申告が必要なし
    ※寄付団体が6団体以上、もしくは5団体以下でも他の理由で確定申告を実施する場合にはワンストップ納税制度は利用不可
  5. 様々な地域に寄付ができる。自分の出身地に限らず全国の自治体に寄付ができる。
    ただし、現状自分の住民票のある自治体には寄付できない。
  6. 寄付の使い道が選べる。子供/教育関連、復興支援等使い道を指定できる。

各自治体の災害対応への寄付も可能ですが、最もお得な利用方法は自分の年収に対する上限額いっぱいまで寄付することで地域の特産品をもらうことです。

おすすめのふるさと納税サイト

ふるさと納税サイトは色々とあり、サイトごとに特徴があります。ネットで検索すると色々と出てくるので特徴等踏まえてご自身が使いたいサイトを使うのもいいと思います。
今回は私がおすすめするサイトを一つだけご紹介します。私はこのサイトでしかふるさと納税をしていません。
私のおすすめするサイトは「楽天ふるさと納税」です。

個人的には利用するサイトは一つに統一した方がよいと思います。
年間の利用額も分かりますし、過去にふるさと納税をした自治体も一覧で分かります。

楽天ふるさと納税のおすすめポイント

楽天スーパーポイント還元率が高い (自己負担額以上の還元が可能)

2,000円のみ自己負担額となるのがふるさと納税の特徴ですが、楽天ふるさと納税を利用すると自己負担額すらポイントで戻ってくる可能性が高いです。
例えば、楽天市場で「スーパーセール」や「お買い物マラソン」を実施しているときに楽天ふるさと納税で寄付(=購入)をすれば1ショップとして数えられます。
10ショップで購入するとポイントが10倍になるので、10,000円の寄付をした場合、1,000円がポイントで後日還元されることになります。
さらに、SPUと呼ばれる楽天市場購入でのポイント還元で楽天経済圏に生活をシフトすると+10倍は達成できます。これにより10,000円の寄付で2,000円の自己負担額すらポイントで還元されます!

クレジット払いが可能

楽天市場で利用できるクレジットカードでの支払いが可能です。
上記でも記載したSPUにも関わりますが、一番お得なのは「楽天カード」での決済となります。とくに「0」がつく日と「5」がつく日は楽天プレミアムカード利用ポイントが+2倍なのでお得です!

掲載している自治体数も多く選択可能な商品が多い(2022/04/02時点)

参加自治体数:1,398自治体
掲載商品数:324,070

私がおすすめする自治体事例

私は楽天ふるさと納税が始まった2015年からずっと寄付をしています。色々と寄付をしてきた中での特におすすめのものをご紹介したいと思います。個人で確定申告をしている人は問題ありませんが、ほとんどの会社員の方はご自身で確定申告をしていないと思うので、その場合はワンストップ納税制度を利用するために自治体数を5つ以内に抑えた方がよいです。

過去、色々な自治体に寄付をしてきましたが、個人的には日常生活用品をもらうより通常では買えないもの・買いづらいものなどを頼むのがおすすめです!

フルーツ

フルーツは自治体の特産品となるので、身の回りのスーパーでは買えないものもあり、個人的には一番のおすすめです!私はこれまで「スイカ」「桃」「いちご」「みかん」「さくらんぼ」「梨(幸水)」「キウイ」「ぶどう(巨峰・シャインマスカット)」「メロン」「ブルーベリー」「柿」「りんご」などを購入しています。私は自治体数を少なくするため(=ワンストップ納税対応)に「定期便※」を購入するか、一つの自治体で好きな果物が複数ある自治体を探してふるさと納税をしています。
※定期便:年に複数回に分けて配送 同じ商品の場合もあれば、複数の種類を旬に配送するものもあり。

注意点として、同じ果物を購入するとほとんど同じ時期に配送されてくると思うので食べきれなくなる可能性があります。果物は旬に食べた方が美味しいので、配送される時期を考慮する必要があります。

山形県

果物の定期便」が複数あり、届く果物もとてもおいしいのでオススメです。「山形県」は定期便でも果物の種類が複数あり、自分の好きなものだけが入っている定期便を選択しやすいのも特徴です。こちらでおすすめしているのは都道府県としての「山形県」となります。

佐賀県みやき町 いちご

こちらの自治体でのおすすめは「いちご」です。いくつかの品種の食べ比べができる商品もありコスパもよいので毎年頼んでいます。食べ比べができて子供達も楽しんでいます。

旅行券

ご自身だけでもご家族・友人などとでも使える旅行券も数多く出ています。私のおすすめは温泉ですが、ご自分が旅行したい目的地がある場合に事前にふるさと納税でその近くの自治体の宿泊券を購入しておくとお得かつワンランク上の旅行が楽しめるかもしれません。

高級旅館などは正直手が出ない価格となっていることが多いので、JTB旅行券や割引クーポンを購入する等がおすすめです。

「ポイント」制の自治体

ふるさと納税を悩んでいて決められない時や、自分の欲しいものがあるが高くて手が出ない時などにポイント制の自治体もおすすめです。ポイントは自治体によって有効期限が異なりますが2年程度が多いかと思います。年末に1年分すべてポイント化、2年目はどこかでポイント化、3年目は年初にポイント化すると3年分のふるさと納税分が貯まった状態で商品を選択することができます。これだと選べる商品の幅も広がるので、迷っている方や大きな商品を選択したい人にはおすすめです。

自治体によってポイントの有効期間が異なるので事前に確認が必須です。

まとめ

お得だなと思った方は是非ふるさと納税をやってみてください。上限金額算出時には単純な年収だけではないのでそれはご注意ください。あくまで寄付なので上限を越した場合にはその自治体に寄付をしたのでOKと思えばいいかと思います。私はコスパ重視なのでできる限り超えないようにしています(笑)
今回はあくまでお得な商品を紹介しましたが、何かゆかりのある自治体、災害等での商品を伴わない寄付でもよいと思います。

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